NESHEXSTの両面砥石で包丁の切れ味復活!安定した滑り止め台が良い!
いつもは食材をレビューしている当ブログですが、今回は楽天市場の
NESHEXST ONLINEさんより両面砥石のご提供をいただいたので使ってみました。
この砥石なんですが、1000番台の中砥石と6000番の仕上げ砥石の両面仕様になっていて、1つの砥石で仕上げまで行えます。
さらに嬉しいのが上に滑り止めのラバーベースと竹製の台、正しい研ぎ角度を維持するための補助具、さらに砥石をメンテナンスする面直しまでが付属していて、このセットだけで包丁研ぎに必要なものが揃ってしまうところ。
これなら初心者でもいけるんじゃないかということで使ってみることにしました。
内容物チェック
こちらが届いたセット。台座、ラバー、砥石、面直し、補助具、取扱説明書が入っていました。
砥石はラバーが上下にラバーをセットしたうえでプチプチにくるまれていて、割れや欠けはなし。
砥石は赤土っぽい色の部分が1000番、白色が6000番となっています。ネセクトのロゴ入り。
面直しのサイズはちょっと小さめ。
包丁の角度を15°に保つために使います。
台座の裏側にはしっかりと滑り止めが付いているので滑ることはなさそうです。
いざ研ぎ作業へ
説明書を見ながら研ぎ作業を開始します。
まずは砥石を5分から10分水に浸します。水が浸透することで摩擦が低減されて研ぎやすくなるそうです。
水に浸したらいよいよ研ぎ作業へ。
今回研ぐのはこちらの包丁。一部変色していたりと見た目もよくありませんが、切れ味もいまひとつ。
長ネギを急いで切ると繋がったままになったり、トマトなど野菜への刃の入り方が悪かったりとやや使い勝手が気になる状態でした。
試しにコピー用紙に刃を入れようとしましたが、刃が入っていきません。
この包丁に補助具を取り付けて、説明書に書かれている通り前後に20回程度、ときおり水を垂らしながら研いでみました。
砥石はラバーベースをセットしたうえで台に乗せています。
販売ページのレビューを見ると、砥石の端のバリが気になるとのことだったのでチェックしてみると、そういえばちょっとバリがあるような・・・ということで面直しでちょっとバリ取りをしておきました。
場所を変えながら包丁全体を研ぎます。研いでいると水に鋼色が混ざってきました。ちゃんと研げているようです。
包丁の両面を1000番で20回ずつ研いだら今度は白色の6000番で20往復。特に回数は指定されていませんでしたが20回前後研いでみました。
研いだ直後に切ってみたトマトがこちら。
研ぐ前は刃が入りづらく、包丁を前後に動かすことギコギコギコギコ・・・という感じでしたが、研いだ後はギコギコっといった感じで刃が入っていきました。
確かに切れ味が回復しましたが、めちゃくちゃ切れ味が良いってほどでもないかな。
もともとろくずっぽ手入れをしていなかった包丁なので研ぎが足りないのかも・・・ってなわけでもっと研いでみることにしました。
再び1000番と6000番で研ぐこと40往復ぐらい。トマトに包丁を入れると・・・
さらに切れ味がアップして納得のいくレベルに!写真で見るとトマトの切り口の違いはわからないかもしれませんが、明らかに刃の入り方に違いが出ました!
トマトもこんなに薄く切れます。
コピー用紙にも刃が入るようになりました。ちょっとコツはいりますが。
長ネギを切ったつもりがつながったままだった。ということも格段に少なくなりました。
土台がめっちゃ安定している
この商品の特徴は台の安定感だと思います。
包丁の切れ味が戻ったのはもちろんよかったのですが、研いでいる間、砥石がピタッと安定していて全く動くことがありませんでした。とても安定していて安心して研ぐことができます。角度を固定する補助具と合わせて初心者にぴったりなセットだと思いました。
もっと極めたい人は自分でいろいろ調べよう
欲を言えば研ぎ方についてもう少し詳細に解説してくれると良かったかなと思います。包丁を研いだ経験がある人からするとこの程度でも十分すぎる内容なのでしょうが、私の場合はてんで素人だったので、包丁を押し出すときだけ研ぐのか押すときも手前に引くときも研ぐのかといった初歩的なところすら分かっていませんでした・・・まあそれでもどうにかなったんですが。
研ぎ方を調べてみると「かえり」がどうとか説明書に書かれていないことも出てきて、包丁研ぎも単純じゃないんだなあと思った次第。
より切れ味をよく、もっと研ぎを追求したいという人は自分でいろいろ調べることになるでしょう。
この砥石で慣れておいて、高級な砥石にステップアップしていくのがいいんじゃないかと思います。
安くて、安定しているのでこの砥石セットは入門用としておすすめです。
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